こんばんは☆
ポルト都立大学店のケアリスト土山です!
連日暑い日が続いてますね(>_<)
熱中症など大丈夫ですか?
今日はこんな暑い日に気になる
紫外線のお話をしたいと思います。

「皮膚毛細血管」は、血管内皮細胞とそれを覆う壁細胞の二層構造になっています。
この構造の細かな網からしみ出るように血管からお肌へ栄養分を送り届けるのですが
紫外線などによってお肌が炎症してしまうとこの二層構造が崩れ
お肌へうまく栄養を届けることができなくなります。
また、毛細血管に寄り添うように存在し、
老廃物を排出する役割のある「毛細リンパ管」は
毛細血管よりもさらに少ない一層の構造で
内皮細胞が並んで管を構成して脆い作りとなっています。
この皮膚毛細リンパ管も血管と同様に紫外線によってダメージを受けます。
紫外線によって、表皮の最下部にある角化細胞から炎症性因子が分泌され
リンパ管の形成を阻害し、機能低下させることが解明されています。加齢だけでなく
紫外線によって毛細血管や毛細リンパ管の機能は下がり、
薄毛や細毛などの大人髪の悩みにつながっていくのです。
「紫外線によって、頭皮に赤みがある人ほど、毛量が少ない」というデータも発表されています。
これからは毛髪だけでなく、頭皮も紫外線からのダメージを考えてケアしなくてはいけませんね。
光老化とは、紫外線によって引き起こされる老化現象です。
肌の日焼けもそのひとつ。
髪は肌よりも多く紫外線を浴びるといわれていますので
現れやすいということになります。
が、髪と頭皮の紫外線対策をしている女性は少ないように見受けられます。
紫外線がどのようにして光老化を引き起こすのか、その仕組みを紹介します。
紫外線は太陽光線の一部。紫外線は、英語でUltravioletと表記するためUVと表記され
波長によってUV-A波、UV-B波、UV-C波の3種類に分けられます。
このうちUV-C波はオゾン層によって遮られているため地上には届きません。
一般的に紫外線やUVと呼ばれているのは、UV-A波とUV-B波です。
UV-B波はUV-A波よりも波長が短く、エネルギーが強いので
肌が赤くなるなど日焼け(サンバーン)の原因となります。
UV-A波は波長が長いため、エネルギーはUV-B波ほど強くはありませんが
UV-B波よりも多く地上に到達し、ガラスなども透過して
肌の奥に入り込み、細胞にまでじわじわと影響を与えることがわかっています。
紫外線によるダメージヘアも、よく見られる光老化。
毛髪はケラチンというタンパク質でできています。
このように、髪と頭皮に悪影響を与える紫外線は
なるべく浴びない方がよい、と考えます。では、どのような対処をすればよいのでしょうか。
毛髪や頭皮の日焼けを防ぐには、UVカット効果のあるトリートメントを使うとよいでしょう。
スプレータイプの洗い流さないトリートメントならば、出かける前にさっと使え
紫外線を防ぎながらツヤ髪にもなれるので、おすすめです。
毛髪につけることで、頭皮の日焼けも防いでくれます。
曇っている日は、「今日は紫外線対策しなくても大丈夫かな?」と安心していませんか。
実は、曇りの日も雨の日も紫外線は降り注いでいます。
快晴の日の紫外線量を100とすると、晴れは95、薄曇りは90、曇りは58、雨は38となります。
曇っている日は「うっかり日焼け」、つまり紫外線の悪影響を受けやすい日ということ。
曇りや雨だから……と安心しないで、紫外線対策を怠らないでください。
お肌の紫外線対策と同じように、
髪と頭皮も紫外線対策が大切なことが
おわかりいただけたでしょうか?
紫外線のダメージは細胞内に蓄積されますので
さっそく今日から紫外線対策をはじめましょう!
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